「扇棚田」に初夏の風 水鏡に空輝く 産山村

西日本新聞

田植えを終えた「扇棚田」を高台から見渡す観光客。棚田の水面には青空と新緑が映る=熊本県産山村 拡大

田植えを終えた「扇棚田」を高台から見渡す観光客。棚田の水面には青空と新緑が映る=熊本県産山村

 国重要文化的景観にも指定されている熊本県産山村の「扇棚田」で田植えが終わり、初夏の風に苗がそよいでいる。まぶしい新緑の牧野では牛がのんびり草をはみ、ふるさとの風景を求め写真愛好家らも訪れる。

 熊本市の女性会社員(52)は10年ほど前から、この時季に合わせ撮影に来ているという。水が張られた田は、鏡のように青空や雲、放牧牛を映し出す。一瞬をいとおしみ、近づいたり、高台に上ったりしながらシャッターを切っていた。

 扇状に16枚の棚田が広がる一画は、250年前に開墾されたとされる。近くの山吹水源から取水し「日本棚田百選」にも入る。見下ろす高台ではヒバリがさえずり、阿蘇くじゅうの山々が一望できた。 

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