日産九州に爆破予告 元従業員の男に猶予付き有罪 地裁行橋判決

西日本新聞

 日産自動車九州(福岡県苅田町)に爆破予告の電話をかけたとして、威力業務妨害の罪に問われた元従業員の無職村上知幸被告(44)=同県行橋市=に対し、福岡地裁行橋支部(長尾洋子裁判官)は22日、懲役2年、執行猶予4年(求刑懲役2年)の判決を言い渡した。

 判決理由で長尾裁判官は、爆破予告の影響で自動車千台以上の製造ができなくなったと指摘。「働けないのは会社が原因だと考え、恨みを晴らすために犯行を続けた」と述べた一方、「二度と同じ過ちをしないと話している」として執行猶予とした。

 判決によると、村上被告は3月1日と同4日に計12回、同社に「ダイナマイトを仕掛けた」などと電話。従業員の避難を余儀なくさせ、業務を妨げた。一時は工場や事務棟にいた従業員約3千人が屋外に避難する騒ぎになった。

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