職能開発大、全国V目指す 3年ぶりにNHK学生ロボコン

西日本新聞 北九州版

ロボット2台の動きを確認する九州職業能力開発大学校の4年生たち 拡大

ロボット2台の動きを確認する九州職業能力開発大学校の4年生たち

 九州職業能力開発大学校(北九州市小倉南区)は、東京で26日に開かれる「NHK学生ロボコン2019」に出場する。昨年度行われた2度の予選審査を経て、3年ぶり2度目の出場を勝ち取った。ロボコンには、東京大や京都大などから22チームが出場する。本番を間近に控え、生徒たちは最終調整に余念がない。

 同校では、学生有志が2015年からロボコンに参戦。16年に初出場を果たし、特別賞を受賞した。16年当時は部品代や製作費などは、有志の手出しだった。17年から、4年生が授業課題として取り組む。

 今年の競技課題は「グレート・ウルトゥー」。四足歩行とタイヤ式のロボット2台を駆使し、通行証を駅伝形式でゴールに運ぶタイムを競う内容。コース上には障害物としてひもが張られ、段差もある。

 ロボットの設計やプログラミングは、3月に卒業した10人が手掛けた。4月からは新4年生14人が引き継ぎ、本番を想定した試走を重ねる。岡垣町の古賀誠也さん(21)は「卒業生の努力で予選審査を通過できた。本番に臨むのは本当にプレッシャーです」と緊張感を高める。

 コースで最大の難関は、ロボットが滑りやすい距離約2メートルの坂道だ。目標タイムを3分に設定するが、坂道で1分以上ロスすることが多く、現時点で平均4分半を要するという。本番に向け、14人はロボットの改良に励んでいる。同校から16年のロボコンに出場した兄を持つ太宰府市の浅田裕太さん(22)は「特別賞を受賞した兄を必ず超えたい」と闘志を燃やす。

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