沖縄で平和学習40回 7月26-30日「飯塚市少年の船」

西日本新聞 筑豊版

昨年の飯塚市少年の船で、沖縄県うるま市の児童と交流する参加者(飯塚市少年の船運営委員会提供) 拡大

昨年の飯塚市少年の船で、沖縄県うるま市の児童と交流する参加者(飯塚市少年の船運営委員会提供)

 飯塚市の小中学生が夏休みに沖縄旅行を通じて、平和の尊さを学ぶ「飯塚市少年の船」が今年で40回を迎える。これまでに延べ約4600人が参加。参加者の一部は大人になり、指導員として子どもをサポートする。ボランティアでつくる運営委員会(中光正行委員長)は「集団生活で学ぶことは多い。親子2代で参加した人もいる。今回も多くの人に参加してほしい」としている。

 同市子供会指導者連絡協議会は1979年、国際児童年の記念事業として、市から補助を受け、「沖縄研修の旅」を実施。単年度の事業だったが、協議会の有志は「子どもたちのために継続しよう」と、各地でカンパを募り、映画会を開いて資金を集めた。準備期間を経て、81年に「少年の船」と名称を変更し、再スタート。現在は市の補助を受けた運営委が活動を担っている。

 参加者は沖縄県内の施設を見学し、沖縄の歴史や文化を学び、レクリエーションや食事で礼儀やマナーを身に付ける。運営委は大学生や社会人になった参加者に案内状を出し、指導員としての参加を呼び掛ける。自費参加だが、毎年、約10人が集まるという。同市の尾篭蒼士さん(29)は「さまざまな学校や学年の仲間と生活したことは、貴重な経験となる。次の世代に経験を引き継ぎたい」。

 今年の日程は7月26-30日。平和祈念公園、琉球村、沖縄美ら海水族館などを巡るほか、沖縄県うるま市の子どもたちとの交流会も予定。食事はホテルなどで食べるが、食物アレルギーにも対応する。

 飯塚市内在住者が対象で、小学4-6年が70人、中学1年が10人、中学2年から高校生は若干名。同行する50歳以上のシニア団員10人も募集する。費用は小学生5万7500円、中学生以上とシニアは6万500円。原則として、筑前町の夜須高原青少年自然の家などで計4回開かれる事前研修への参加が条件。

 締め切りは今月31日。問い合わせは事務局(市教育委員会生涯学習課内)=0948(22)3274。

福岡県の天気予報

PR

PR

注目のテーマ