博多祇園山笠公式ガイド発刊 法被の歴史新説紹介

西日本新聞 ふくおか都市圏版

法被の起源について最新の研究を紹介した公式ガイド「博多祇園山笠」 拡大

法被の起源について最新の研究を紹介した公式ガイド「博多祇園山笠」

 博多祇園山笠振興会(豊田侃也会長)は祭りの開幕を前に、今年の公式ガイドを発刊した。巻頭特集で、舁(か)き手が身にまとう法被の起源について福岡市博物館が調査した研究成果を掲載したほか、祭りの特色や日程を詳しくまとめた。福岡市内の主要書店、櫛田神社、博多町家ふるさと館などで販売している。

 巻頭特集では、法被の起源について紹介。山笠が始まって以来、参加者は法被を着ずに上半身裸で祭りに臨んでいたとされてきた。1898(明治31)年の山笠禁止令をきっかけに法被が生まれたというのが定説だ。だが、市博物館の調査では江戸末期の絵馬に法被らしい着物を着た参加者が描かれ、明治初めの写真にも法被をまとった男たちが山笠前で記念撮影している。法被の歴史がさかのぼる可能性が出ているという。

 このほか、舁き山笠七流(ながれ)、飾り山笠の紹介や昨年の山笠にまつわるニュースを載せている。B5判で120ページ、6千部を作製。540円。 

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