『ラウンド・アバウト』  神本秀爾、岡本圭史 編  (集広舎・1944円)

西日本新聞

 男性はケニアの高地を自転車で毎日100キロ以上走った。女性は英国でハグとキスのレッスンを受けた。トレーニングや趣味ではなく、研究が目的。男性はケニアの自転車競技選手と地域社会の関係、女性は文化による身体接触の違いを調べていた。このように、「異文化」を対象とする文化人類学のフィールドワークはバラエティーに富む。本書では「宗教と社会」学会と九州人類学研究会に属する若手研究者16人が、インドやソロモン諸島、ジャマイカなどでのフィールドワークを紹介し、相手との「信頼」の上に成り立つ研究の魅力を語っている。

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