洋上風力発電の拠点化に着手 北九州市

西日本新聞 夕刊

北九州港に入港した特殊船。大型クレーンを搭載し洋上で作業する=北九州市 拡大

北九州港に入港した特殊船。大型クレーンを搭載し洋上で作業する=北九州市

 北九州市は若松区響灘地区の海上などに洋上風力設備を設置するため、部品を保管したり組み立てたりする港湾部の専用エリア(約5・7ヘクタール、同区響町2丁目)の整備に着手する。2019年度予算案に整備費約6億7千万円を盛り込んだ。21年度までに完成させ、洋上風力の総合拠点化を目指す。

 洋上風力発電を巡っては、民間企業グループが22年度から響灘の約2700ヘクタールの海域で、約1750億円を投じて総出力22万キロワットの建設に入る。エリアの整備は数百トンを超える部品に耐えられる地盤強化が柱。エリア整備費を含め、総事業費は約30億円に及ぶ。

 総合拠点化により市は、西日本エリアの海域に関連部品を供給することも想定する。そのためには従来、国内になかった特殊な作業船が必要。五洋建設が140億円を投じた特殊船が既に2月から北九州港を母港として活動しており、複数の特殊船が北九州港で円滑に作業できるのかも、1600万円の予算で調査する。

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