筑豊初地域FM 6月開局 ちょっくらじお 直方・古町商店街に拠点

西日本新聞 筑豊版

「まちを元気に」と筑豊初のコミュニティーFM局の開局準備を進める岩尾一豊さん 拡大

「まちを元気に」と筑豊初のコミュニティーFM局の開局準備を進める岩尾一豊さん

古町商店街に面したスタジオ。買い物客が立ち寄って観覧できる。 ちょっくらじおのロゴマーク

 筑豊地区初のコミュニティーFM局となる「ちょっくらじお(エフエムのおがた)」が6月1日、直方市の古町商店街を拠点に開局する。運営する不動産賃貸「つなぐほーむ」社長の岩尾一豊さん(46)は「ラジオ局が人の集まる場所となり、商店街のにぎわいやまちの元気につながればうれしい」と意気込む。

 周波数は86・1メガヘルツ。「電波の日」とも重なる「6・1」を本放送スタート日に据えた。昨年12月7日に予備免許を取得してから約半年。直方市のほぼ全域をカバーし、直鞍の他の3市町や福智町などの一部も受信可能エリアとする地域局がデビューする。

 岩尾さんは直方市出身。古町商店街の自社所有ビル1階で、2015年2月から昨年9月末まで「エフエムひびき」(本社・北九州市若松区)のサテライトスタジオを運営。自らパーソナリティーを務め、制作・放送が通算200回に及んだ人気番組「ちくほうひとダイヤ」を育てた。

 筑豊地区からさまざまなゲストを迎えた番組を通じて「直方の人は自ら発信することに奥手との印象を受けた。人が思いを伝える場所を提供し、その思いを引き出すのが自分の役割と気づいた」と岩尾さんは話す。「ちょっくらじお」の放送スタジオは商店街に面し、ガラス張り。「番組に出る人、見に来る人の両方を増やしていきたい」

 地域に根ざすメディアとして重要視するのが災害時のきめ細かで確実な情報の発信。AM局のKBCやRKB、県内の他のコミュニティーFM局と連携し、情報源としての強化を図る考えだ。九州共立大地域創造学科の学生による番組づくりやイベント現場からの生放送なども計画する。商店街の「直方五日市」開催日に当たる6月5日には、開局記念の公開放送を予定。「まちとひとに開かれたラジオ局」を目指す。

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