国民、独自候補見送り 参院選福岡 立民と競合回避へ

西日本新聞 総合面

 国民民主党福岡県連は25日に臨時常任幹事会を開き、夏の参院選福岡選挙区(改選数3)について、独自候補擁立を見送ることを決めた。会合後に記者会見した衆院議員の城井崇代表は「県連として擁立する判断に至らなかった」と述べた。同選挙区ではすでに立憲民主党が現職野田国義氏の公認を決めており、今回の決定で旧民進党系の競合は回避される見通しとなった。

 会合では衆参同日選の観測がくすぶる中、参院選で対抗すれば衆院選での野党連携に支障が出るといった慎重論が目立ったという。城井氏は立民との連携を念頭に「独自候補を擁立すれば先方(立民)の支援者にどう映るかを心配した」と述べた。今回の決定について、すでに平野博文幹事長に報告。党本部が最終決定する。

 擁立を巡っては、党本部が女性弁護士の擁立に動いたが、国民と立民は県連レベルで「今回の参院選は立民の野田氏が立候補し、3年後は国民候補を優先する」との「すみ分け」による分裂回避を模索した。だが、国民本部は容認せず、県連に対して独自候補の擁立を指示していた。

 同選挙区には、自民党、共産党、公明党、幸福実現党も独自候補の擁立を決めている。

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