鹿児島知事、幹部そろってドタキャン 県助成の新焼酎お披露目会

西日本新聞 社会面

「焼酎特区」の認定を受けた鹿児島県三島村の焼酎蔵で初めて仕込んだ焼酎「みしま村」のお披露目会。鏡開きで祝った=4月25日、鹿児島市 拡大

「焼酎特区」の認定を受けた鹿児島県三島村の焼酎蔵で初めて仕込んだ焼酎「みしま村」のお披露目会。鏡開きで祝った=4月25日、鹿児島市

 鹿児島県三島村が4月25日に鹿児島市で開いた新焼酎のお披露目会で、出席予定だった県幹部職員8人全員が前日、理由も告げず出席をキャンセルしていたことが分かった。三反園(みたぞの)訓知事も開催2日前に欠席すると連絡していた。県の肝いりの特産品作りで連携し、お披露目会の開催費助成も県から受けていた同村にとっては水を差された格好。「欠席の理由は分からないが残念」と振り返る。

 村は2017年に「焼酎特区」の認定を受け、村内の黒島に焼酎蔵を建設。昨秋に仕込んで初めて出来上がった焼酎「みしま村」の5月1日発売を前に、鹿児島市内のホテルでお披露目会を開いた。

 村によると、三反園知事や県職員、国会議員らに会費5千円で案内を出し、知事のあいさつも予定していた。ところが2日前、県から「知事が所用で出席できなくなった」と連絡があり、前日には県幹部全員が行けなくなったとだけ連絡が入った。村は急きょ、式次第やテーブルの席次表を修正。会は無事開かれ、約100人が出席した。

 複数の県職員は西日本新聞の取材に対し「欠席した幹部職員には県かごしまPR課から欠席するよう指示があった」と明かした。一方、同課は「お話しできることはない」としている。

 県議や県職員からは「課が独断で指示するとは思えない」「来夏の県知事選への出馬がうわさされる人物が出席していた。県として同席を避けたのでは」との見方も出ている。

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