野呂邦暢たたえ「菖蒲忌」 120人の文化関係者ら思いはせる 諫早

 諫早市を拠点に活動した芥川賞作家、野呂邦暢(くにのぶ)(1937-80)を顕彰する菖蒲(しょうぶ)忌が26日、市美術・歴史館であった。野呂が愛した諫早菖蒲や絶筆となった原稿のコピーが飾られ、約120人の文化関係者やファンが思いをはせた。

 市芸術文化連盟などが主催し、今年で39回目。諫早高の生徒らによる作品朗読の後、ゆかりの人々が野呂との思い出や野呂文学の魅力を語った。地元の画廊が発行した月報に野呂がエッセーを執筆した際の編集者として親交があった山下秀人さん(66)は「野呂さんの魂は今も作品に宿り、読み手が共感することでよみがえる」と語った。 

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