諫干訴訟の最高裁判断「8月末」 馬奈木弁護団長が見解

西日本新聞 長崎・佐世保版

 国営諫早湾干拓事業を巡り、国が漁業者側に潮受け堤防排水門の開門を強制しないよう求めた請求異議訴訟について、漁業者側の馬奈木昭雄弁護団長は26日、諫早市で講演し、最高裁の判断が8月末に示されるという見通しを示した。

 同訴訟で最高裁は7月26日に国と漁業者双方の意見を聞く弁論を設定。漁業者側が敗訴し、開門確定判決が事実上無効となった昨年7月の福岡高裁判決が見直される可能性が出ている。

 漁業者の支援団体の会合に出席した馬奈木氏は「(最高裁の判断は)弁論から1カ月後の8月末だと思う」と述べ、原判決を破棄し、福岡高裁へ審理を差し戻すとあらためて予測。その場合、最高裁は和解を勧告する可能性が高いとした上で「非開門を前提にした和解協議には応じられない。本気で解決を目指さないと大変なことになると国に思わせなければいけない」と強調した。

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