10月19、20日

西日本新聞 社会面

 10月19、20日。大分はいったいどうなるのだろう。

 この2日間、大分ではラグビーワールドカップ(W杯)の準々決勝がある。W杯ではファンがビールを飲み、会場だけでなく街でも盛り上がるのが定番。大会組織委員会は「海外のファンのビール消費量はすごい」と綿密な準備を呼び掛けるが、2002年のサッカーW杯で予想ほど海外のファンが来なかった大分の飲食店は疑心暗鬼で、ビール確保などの動きは鈍い。

 W杯の期間中、海外のファンはパブなどで飲みながらテレビで他会場の試合を見る。組織委は、飲食店は昼間から開けてラグビー中継を流し続けるよう忠告するが、大分にスポーツバーはわずか。居酒屋には地上波を流す小型のテレビがあるくらいで、これも対応できるのか見通せない。

 「楽しめなければ、海外のファンは会員制交流サイト(SNS)で悪口を言い出すだろう」。組織委のアドバイスが怖い。 (稲田二郎)

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