大分駅南地区に都市景観大賞 県内3カ所目 「いこいの道」など評価

西日本新聞 大分・日田玖珠版

 優れた景観づくりを評価する2019年度の国土交通省・都市景観大賞の受賞地区が27日発表され、大賞に「大分駅南地区」(大分市)が選ばれた。土地区画整理事業(約49・6ヘクタール)に伴って設けた広場「いこいの道」などが評価された。県内からの大賞受賞は01年の日田市豆田地区、1993年の臼杵市臼杵地区に続いて3カ所目。

 駅南地区は駅を挟んで北側の商業地区と分断されていたが、駅の高架化と並行して一体的な整備を進めた。「いこいの道」は長さ444メートル、幅100メートルで中央に芝生広場(約2万平方メートル)がある。隣に2013年に開館した複合文化施設「ホルトホール」とともにイベントなどに活用され、一帯では競技自転車の大会も開催されている。

 審査では「お昼頃は、幼児を連れたお母さんやビジネスマン風の人、夕方になると高校生が思い思いの使い方をしている」と都心に生まれた空間を評価。陣内秀信審査委員長(法政大特任教授)は「日本離れした緑の大空間を生んだ構想力、実現した政治・行政力が評価された」と総評した。

 佐藤樹一郎市長は「大変喜ばしく光栄。市民ボランティアによる維持管理などで広場の景観保護やにぎわい創出に取り組んだことも評価されたと考えている」とコメントした。

大分県の天気予報

PR

PR

注目のテーマ