熊本学園大に新館「みらい」 被災の教訓生かし未来へ

西日本新聞 熊本版

 熊本地震で被災した講義棟の解体、再建を行っていた熊本学園大(熊本市中央区)で27日、新1号館「みらい」が完成し式典が行われた。震災時に障害がある学生が苦労した経験などから、各階に多目的トイレを設置し、エレベーターが使えなくても車いすで避難できるスロープを設けるなどした。

 「みらい」は1961-67年に建築され、熊本地震で被災した旧1-3号館の跡地などに建てられた。地上4階建てで延べ床面積は約4600平方メートル。講義室や会議室が入る。名称は、学生と教職員から公募し、未来へ被災経験や教訓を引き継いでいく思いを込めて付けられたという。

 同大によると、旧3棟は被災時に現存した建物の中で最も古かった。再建は1棟のみで、残りの跡地は庭園などに整備するという。

 幸田亮一学長は「多くの卒業生にとって旧館は思い入れの強い建物だった。残念ながら解体せざるを得なかったが、新1号館を復興の象徴にしていきたい」と話した。

熊本県の天気予報

PR

熊本 アクセスランキング

PR

注目のテーマ