天然藍の万年筆人気 大分市の地域商社 独自の彩色技術、商品化

西日本新聞 大分・日田玖珠版

 県内の特産品などを販売する大分市の地域商社「Oita Made」(オオイタ メイド)は、精密板金加工の長尾製作所(佐伯市)と連携し、天然の藍をボディー部分のアルミニウムに着色した高級万年筆を開発した。気品ある美しさが好評で、5万4千円(税込み)という価格にもかかわらず、初回生産分約100本が完売した。

 天然藍の金属への彩色は、藍が定着せずに表面を流れ落ち、技術的に難しいとされてきた。長尾製作所は金属の表面に特殊な加工を施すなど工夫を重ね、3年をかけて成功。彩色技術の開発を知ったOita Madeがこの素材の商品化を検討。色合いの美しさなどを生かせるよう、高級万年筆を作ることにした。

 製作には大手メーカーのセーラー万年筆(東京)が参加。ボディーのアルミは、表面に細やかな凸凹の鎚目(つちめ)模様をあしらい、そのグラデーションが藍色を引き立てている。

 商品名は「JAPAN BLUE 万年筆」。3月22日から予約を受け付けると、米国や英国、シンガポールなど海外からも注文が入り、約1週間で約100本が完売。第2弾として4月中旬から受け付けを始めたところ、既に約50本が売れているという。

 Oita Madeは「ここまで人気になるとは。今後も大分ならではの人、モノ、情報を生かしながら、新しい商品をつくり、販売していきたい」としている。問い合わせは=097(533)1616。

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