「デザインは問題点の解決から」 デザイナー城谷さん 有田町で講演

西日本新聞 佐賀版

 長崎県雲仙市のデザイナー、城谷耕生さんが25日、有田町本町の生活雑貨店「bowl(ボウル)」で講演した。雲仙市小浜町で手がけた古民家再生などの事例を挙げて「デザインは問題点を見つけ、それを解決するプロセス」と話した。

 同店では6月4日まで、城谷さんがデザインしたガラス製品や陶磁器を展示販売している。

 城谷さんはイタリアのデザイン事務所に勤務後、日本の伝統工芸職人との共同作業で新しい生活用品の形を提案している。無駄をそぎ落とした機能的なデザインが国内外で好評を博し、佐賀大でも講師を務めた。

 講演では、波佐見焼の新しい食器シリーズをデザインした際に「普段の食事を300種ほどリストアップし、形状を考案した」と紹介。白磁では鉄粉の黒い点が入るとB級品になるものの「あえて黒い点が入る土を開発し、模様として商品化した」と明かした。

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