梅酒仕込み作業始まる 日田市の「おおやま夢工房」

西日本新聞 大分・日田玖珠版

 日田市大山町西大山の「おおやま夢工房」(角谷英彦社長)のリキュール工場で24日、梅酒の仕込み作業が始まった。この日、工場に運び込まれたのは町内産の鶯宿(おうしゅく)梅約500キロ。品質の確認を行い、機械で丁寧に洗った後、醸造用アルコールや液糖が入った仕込みタンク(容量25キロリットル)に次々に投入されていった。

 同社では、地元のPRを兼ねて毎年、町内産の鶯宿梅と南高梅を使った梅酒約20万本を国内外に出荷。今年は6月中旬までに計32トンの仕込みを予定している。今年漬け込まれた梅は1年後に引き上げられ、一部はその後2-4年の熟成期間を経て商品として出荷される。

 町内産の梅は今年、収穫量は少ないものの品質は上々という。角谷社長は「20日のアユ漁解禁に続き、梅の仕込みも始まると新しい季節を感じる。いい梅酒ができるのが楽しみだ」と話していた。

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品質良好、小梅を出荷 大山町農協選果場

 梅の産地、日田市大山町の大分大山町農業協同組合選果場で、梅の出荷が始まった。20日には、小梅の規格や品質を確認する「目合わせ会」も開かれ、箱詰めされた小梅が、福岡などの市場に向けて次々に出荷された。

 同農協梅部会の五藤巳智也部会長によると、町内では162戸が72ヘクタールで梅を栽培。昨年は「近年まれに見る豊作」(同農協)だったが、今年は春先の霜などの影響で、出荷量は例年より2-3割少ない小梅15トン、大梅50トンの出荷を見込んでいる。

 小梅は「前沢」「竜峡」などの品種を中心に今月いっぱい、大梅は「南高」「鶯宿(おうしゅく)」などを中心に7月中旬ごろまで出荷が続くという。五藤部会長は「出荷量は減少するが、いい梅ができている。市場での高値に期待したい」と話していた。

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