阿蘇山ロープウェー再建 20年度再開へ起工式

西日本新聞 熊本版

阿蘇山ロープウェー再建に向け、現地起工式では地鎮祭があり、安全を祈願した 拡大

阿蘇山ロープウェー再建に向け、現地起工式では地鎮祭があり、安全を祈願した

 阿蘇中岳第1火口とふもとを結ぶ「阿蘇山ロープウェー」が再建されることになり、阿蘇市の現地で30日、起工式があった。熊本地震や噴火被害で施設が損傷し、昨年10月から解体工事が進んでいた。2020年度の運行再開を目指す。

 運営する九州産交ツーリズム(熊本市)によると、再建される施設は全長約840メートル。全面ガラス張りのゴンドラを運行し、山頂駅まで3・5分で結ぶ。山頂駅舎にはこれまで売店しかなかったが、眺望を楽しめるカフェが併設される。

 同施設は1958年に開業し、ピーク時には年間40万-50万人の観光客を運んだ。再建費用の工面が課題だったが、国と県が事業費の4分の3を補助する地震関連の復興事業制度「グループ補助金」を活用することで、めどが立った。

 運営会社の矢田素史社長は「再建を望む声が、大きな後押しになった。駅舎の強度も増し、山頂駅舎は天空カフェとなり、観光復興にも寄与したい」と話した。

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