佐賀空港にレンタカー施設開業 受付カウンター倍以上に

西日本新聞 佐賀版

 佐賀空港の旅客ビル東側に30日、レンタカー利用者の受付専用となる「レンタカーターミナル」がオープンし、記念式典があった。訪日外国人など空港利用者の増加とともにレンタカー利用者の数も伸び、旅客ビル内の受付カウンター付近が混雑していたため利用者から苦情が出ていた。新施設はビルの2倍以上の14カウンターを設置。待合席も設けるなど「空の玄関口」の利便性が向上しそうだ。

 ターミナルは、旅客ビルを管理運営する「佐賀ターミナルビル」が貨物ビルだった590平方メートルの平屋を改修。旅客ビル内ではレンタカー会社6社が一つずつしか置けなかったカウンターを計14台に増やし、以前はなかった待合座席を22席用意した。

 建物の前にレンタカー専用の駐車場を移設し、38台分を確保した。これまではレンタカー会社の従業員が車を引き渡すため、旅客ビルから約150メートル離れた駐車場まで利用者を案内していたが、よりスムーズになったという。

 佐賀空港の利用者は訪日外国人の増加などで過去最高を6年連続更新し、2018年度は81万9千人に上った。旅客ビルでは国内、国際線の到着口とレンタカー会社のカウンターは近接し、外国人の団体客が到着した際などに混雑。利用客から「スペースが狭すぎる」「通行の妨げだ」などと苦情が出ていたという。

 この日の式典で、佐賀ターミナルビルの牟田香社長は「旅客が増えてレンタカー業者にも利用者にも不便をかけていたが、これから双方の利便性が高くなる」と強調。さっそく車を借りた横浜市の会社員岩井大和さん(41)は「福岡空港から佐賀に向かおうと車を借りても渋滞になる。佐賀空港のレンタカー施設が充実するのは便利で、施設もきれいですね」と話した。

 レンタカー会社によると、特に訪日外国人の利用が増え、1日の3分の1を外国人が占める場合もあるという。従業員は「韓国からの観光客が嬉野温泉や有田焼を目的に訪れるケースなどが多い。ターミナルは便利で、喜ばれるはず」と話した。

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