茎わかめを糸島名物に 地域おこし隊の松瀬さん新商品

西日本新聞 ふくおか都市圏版

 糸島市福吉地区の特産品「塩わかめ」の茎を使った新商品「ワカメ★んま」を市地域おこし協力隊員の松瀬健治さん(47)が開発した。茎は葉に比べて硬く、あまり活用されていなかったが、メンマ風加工食品にして漁業者の所得向上に役立てようと白羽の矢を立てた。松瀬さんは「新たな糸島グルメとして売り出したい」と意気込んでいる。

 松瀬さんは北九州市出身。食品問屋などで働いた後、母の郷里の宮崎県小林市で地域おこし協力隊員として活動した。調理師免許を持つ腕を生かし、鹿やイノシシの加工品を手掛けた。しかし、次第に古里への思いが募った。妻の実家は糸島に近い福岡市早良区。水産物加工品を手掛けたいという自身の希望もかなう地が糸島だった。

 2年前に協力隊員となり糸島へ移住。水産業活性化が主な仕事となった。来て驚いたのが福吉産塩わかめの人気。口コミもあって棚に並ぶと2、3カ月で売り切れる。ひそかな人気と、こりこりした食感に目を付け、昨年春から商品化に取り組んだ。

 炒めてしょうゆやごま油、みりんで味付けした辛口と旨口(うまくち)の2種類。商品名の「んま」は「うまい」の意味を込めた。ご飯の友やおつまみ、刻んでチャーハンなどがお勧め。当初は瓶詰め80グラムだったが、120グラムに増量して据え置きの450円のまま、直売所「福ふくの里」(糸島市二丈福井)とゲストハウス「サンセットカフェインふくゐ」(同)で販売している。妻子と糸島定住の決意を固めている松瀬さんは「人気のカキのような地域商品になれば」と力を込める。市農林水産課=092(332)2088。 

福岡県の天気予報

PR

福岡 アクセスランキング

PR

注目のテーマ