杉乃井ホテル建て替えへ 400億円超投資、新棟も建設

西日本新聞 社会面

 オリックス(東京)は30日、子会社が所有・運営する「別府杉乃井ホテル」(大分県別府市)の建て替え計画を明らかにした。老朽化した3棟のうち2棟を建て替えるほか、新棟を建設する。施設刷新と客室数の増加で国内外の需要を取り込む狙いだ。総投資額は400億円以上を見込む。

 オリックスによると同ホテルは647室で最大収容人数は約2900人。大展望露天風呂などを備える九州最大級の温泉リゾートホテルで、客室稼働率は年間を通じて99%を超える。国内旅行客のほか、インバウンドの外国人客にも人気があるが、満室で予約を断ることも少なくなく、収益機会を逃す形になっている。

 建て替えは営業を継続しながら進める。まず新館を着工し、1960-70年代建築で老朽化した本館、HANA館、中館のうち耐震化済みの中館を除く2館を解体、建て替える。2020年に着工、25年のリニューアル開業を目指す。最終的な棟数や設計の詳細は今後詰める。

 同ホテルは1944年開業。過剰投資などから経営難に陥り、2001年に民事再生法適用を申請、02年にオリックス不動産(東京)が買収した。

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