再生の蔵 1日から公開 地震で被災の浜田醤油 軽食スペースも

西日本新聞 熊本版

 熊本地震で被災した熊本市西区にある国登録有形文化財のしょうゆ蔵が、世界的建築家・隈研吾さんのデザインでよみがえった。日本の伝統食材であるしょうゆの文化を伝えるため、約200年前の建築当時からの素材を生かして再生。参観や軽食のスペースも設け、1日から一般公開される。

 公開するのは、昨年創業200年を迎えた地元の老舗「浜田醤油(しょうゆ)」(西区小島6丁目)の蔵。木造2階建てで、最も古い部分は創業以来使われている。3年前の地震で瓦屋根や壁などが壊れたが、震災直前から経営に参画している香港の「Fung(ファン)グループ」も日本の伝統建築の価値に注目し、リニューアルに取り組んできた。

 外観の白壁が映える蔵の内部は、古い木の梁(はり)や煉瓦(れんが)壁などが歴史を感じさせる。「醤油ソフトクリーム」(480円)などオリジナルのスイーツが楽しめるカウンターや調理スペースもシックに仕上がっている。

 来年の東京五輪のメイン会場となる新国立競技場のデザインも手掛けた隈さんは「訪れる人が日本の文化や歴史を感じられる場所になってほしい」と話す。

 営業時間は午前10時~午後5時。月曜定休。096(319)4040。

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