参院選へ野党共闘整う 共産岩永氏、立候補取り下げ

西日本新聞 長崎・佐世保版

 夏の参院選長崎選挙区(改選数1)で共産党公認で立候補を予定していた岩永千秋氏(65)が31日、長崎市内で記者会見し、立候補を取り下げることを正式に表明した。29日に国会内で開かれた野党党首会談で、長崎では国民民主の白川鮎美氏(39)に候補者を一本化することで合意していた。

 岩永氏は共産県委員会の政策委員長。この日は共産県議の堀江ひとみ氏らと会見に臨み、参院選を通じて共産党の支持拡大を図りつつ、白川氏の得票を伸ばしていく方針を公表。堀江氏は「(白川氏を)自らの候補として応援する」、岩永氏は「野党共闘の態勢が整ったのは喜びだ」と話した。

 ただ、候補者の一本化で単純に得票が増えるわけではない。国民の支持基盤である労働団体の連合長崎は、共産系の団体と一線を画してきた歴史がある。国民県連幹部も「共産党との距離が近くなればなるほど、離れていく支持者が増える」としており、間合いの取り方が得票を左右する。

 具体的な共闘のあり方について岩永氏は「お互いがリスペクトして、候補者の力が一番発揮されるようにする」と述べた。

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