福岡県大牟田市が舞台の映画「いのちスケッチ」

西日本新聞 社会面

 福岡県大牟田市が舞台の映画「いのちスケッチ」(今秋に全国公開予定)の支援に向けたクラウドファンディング(ネット上での資金集め)への寄稿文で、瀬木直貴監督が大牟田の印象を「住みよさ」と、炭鉱の歴史が生んだ「文化の厚み」と表現している。

 数多くの地域発映画を手掛ける瀬木監督は撮影前、その土地に半年ほど住み込む。大牟田でも、まちづくりに熱意ある若者と出会い、地域を理解し、精神文化を共有していく中で、そう感じたという。安い物価や全国平均より高い出生率、認知症のお年寄りに対する先進的な取り組みなどを住みよさの例に挙げる。文化面では画家や音楽家の輩出、特に20人以上と言われる漫画家の多さに驚いている。

 「炭都」として栄えていた頃と比べ、人口減が続く現状を嘆く市民も少なくない。ただ外部の視点は少し違う。映画が、多くの市民が「まちの誇り」に気付く機会になればすてきだ。 (吉田賢治)

PR

デスク日記 アクセスランキング

PR

注目のテーマ