命に思い巡らせ祈る 小6同級生殺害事件15年 佐世保・大久保小で集会

西日本新聞 社会面

 長崎県佐世保市で2004年、小学6年の女児が同級生に殺害された事件から15年を迎えた1日、現場となった大久保小で「いのちを見つめる集会」があった。全校児童や保護者、地域住民ら約220人が女児に黙とうをささげた。

 佐藤正実校長は「私たちは人を幸せにするために命を授かった。大切な命を、周りの人を幸せにするために大事に使いましょう」と児童に求めた。保護者や住民には、命を粗末にしてはいけないことを学校と一緒に子どもたちに伝えようと呼び掛けた。

 佐藤校長は事件には言及せず、女児と07年に病気で亡くなった2年生女児の名前を挙げ、「2人の命に思いを巡らしお祈りをする日」と説明。「15年前のことを忘れない」と述べた。

 体育館のステージには、児童、家庭、地域、学校が互いの幸せを祈る象徴として、折り紙で作った四つ葉のクローバーのパネル(約2メートル四方)を飾った。児童を代表して、6年の十菱結衣さん(11)は「一つでも欠けるとクローバーはできない。みんなで一つになりたいという願いが込められている」と語った。

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