泥の感触思い思いに 鹿島ガタリンピック

西日本新聞 佐賀版

滑る板の上で、恐る恐る自転車を進める女性 拡大

滑る板の上で、恐る恐る自転車を進める女性

ねっとりひんやりとした干潟の感触に笑みがこぼれる 参加者の懸命な様子や“変わり果てた姿”に、観客席は盛り上がる 干潟を背景に、いつものメンバーと記念写真をパシャリ。これも良い思い出だ 干潟に足を取られると簡単には進めない。女性たちも仲間が差し伸べた手に近づこうとするが、あと一歩が遠い

 2日に鹿島市で開かれた恒例の鹿島ガタリンピック。参加した約1500人は干潟の生き物のように泥の上を跳んだりはねたり走ったりして、思い思いに泥の感触を楽しんだ。

 約2万人(主催者発表)の観衆が見詰める中、市内7小学校の対抗戦から競技が始まった。5人1組で1人を乗せた発泡スチロールの船を引っ張って25メートル進むが、泥に足を取られて苦戦するチームが続出。1位でゴールした能古見小6年の赤木琥太郎(こたろう)君(11)は「みんなで頑張って勝てたからよかった」と笑顔で話した。

 25メートルを駆ける「自由ガタ」女性の部で約100人の頂点に立ったのは、小城市芦刈町出身で、干潟で遊んだ経験を持つ福岡市城南区の大学3年古賀純奈さん(21)。「気合で足を動かした。うれしくてたまらない」

 2年ぶりに復活した人気競技「ガターザン」は、ロープにぶら下がって干潟へ飛び込む。優勝した佐賀市の会社員広瀬真隆さん(31)は「1カ月筋トレを続けてきた成果です」。細長い板の上を自転車で進む「ガタチャリ」に参加したスイス人留学生ピーター・ベレッタさん(25)は「泥が柔らかくクリーミーで気持ちよかった」とにっこり。

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