福岡県が自転車通勤後押し 販売店を「駅」認定

西日本新聞 ふくおか版

 健康増進や交通渋滞解消につなげようと、福岡県は本年度、自転車の愛用者を増やす新事業を展開する。修理サービスや休憩場所の提供などに積極的な自転車販売店を「自転車の駅」(仮称)に認定し、立ち寄りやすくする。自転車通勤への関心を高めるため、企業に対する啓発にも力を入れる。

 2017年施行の自転車活用推進法を受け、県は18年度に推進計画を策定。同年10月に実施した県内在住者4千人(18歳以上)へのアンケートでは、回答者約1800人のうち約4割が自転車による健康づくりに関心を示している。

 自転車の駅に認定された販売店は、県から提供されたのぼり旗を店頭に設置。自転車保険の加入案内を促したり、県内のサイクリングルートの地図などを利用者に配布したりする。認定店は県や観光連盟でつくる「県サイクルツーリズム推進協議会」のホームページに掲載して周知する。

 自転車通勤の普及については、先進的な企業担当者らによるセミナーを県内4地区で開催。通勤者の損害賠償保険加入や、通勤災害などに関する社内規定の作り方を事業者に助言する。企業や自転車通勤者へのアンケートも実施し課題を把握。このほか、自治体などが催すサイクリングイベントに県として共催する。

 一連の関連事業費として計約700万円を本年度一般会計当初予算案に計上する方針。

 このほか、同推進協議会が設定した市町村を横断する五つのサイクリングルートをさらに充実させる。

福岡県の天気予報

PR

PR

注目のテーマ