長崎の原爆死没者名簿 3500人分加筆始まる

西日本新聞 夕刊

 長崎の原爆死没者名簿に昨年8月以降に死亡が確認された被爆者らの名前を書き加える「筆耕」が3日、長崎市役所で始まった。名簿は8月9日の平和祈念式典で奉安される。

 昨年8月9日時点で、183冊の名簿に17万9284人の犠牲者が記されている。市によると、今年は3500人程度を加筆し、4冊増える見込み。

 筆を執るのは長崎市の書道講師で、被爆2世の森田孝子さん(71)。市が用意した一覧を確認しながら、被爆者たちの名前、死亡年月日、年齢を1文字ずつ書き込んだ。森田さんは「令和の時代に戦争のない平和が訪れることを願いながら、亡くなった人たちの冥福を祈って書きたい」と話した。

 筆耕は8月初旬ごろまで続く予定。

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