唐津市民会館を現地建て替えへ 曳山14台、アルピノに移設

西日本新聞 佐賀版

 唐津市は3日の市議会全員協議会で、老朽化した市民会館と曳山(ひきやま)展示場を現地(西城内)で建て替え、2025年4月に開館する方針を報告した。建物の解体が始まる21年度から4年間、展示場に保管している唐津くんちの曳山14台をJR唐津駅前の物産観光施設「ふるさと会館アルピノ」(新興町)に移設する。

 1970年建築の市民会館は耐震基準を満たしておらず、市は移転か現地建て替えを検討してきた。移転の有力候補地として、JR唐津駅から2キロ圏内の民有地が挙がったが、代替地の提供が難しく、断念したという。

 市民会館に併設している曳山展示場は耐震基準を満たしているが、「同時期に建てられ、近い将来、改築が必要。同時に建て替えた方が全体の経費縮減につながる」(市政策部)と判断した。

 新たな市民会館は人口減も考慮し客席を現状より少ない800~千席とする。専用駐車場は倍の150台程度を確保。公共施設統廃合を進める観点から、半径500メートル以内の市施設の移転・入居も検討する。

 市は市議会の意見を踏まえ月内に建て替えを正式決定し、基本計画策定委員会を設けて建物の規模や機能を検討。市民会館と曳山展示場は20年度末に閉館し、解体後、23年度から新施設の建設に着手する。

 アルピノは曳山の移設に伴い、来年4月に予定していた民間移行を25年度に延期する。

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