梅雨控え防災パトロール 南阿蘇村立野地区 復旧状況など確認

西日本新聞 熊本版

 梅雨を控え、峡谷沿いの急傾斜地にある南阿蘇村立野地区で3日、県と村職員が防災パトロールを行った。

 同地区では7年前の九州北部豪雨や3年前の熊本地震で土砂崩れなどの被害があり、砂防ダムや治山工事が進んでいる。裏山に亀裂も見つかった集落もあり、職員は復旧工事の状況や山の様子を確認した。

 視察後、「川の水や井戸水がにごる」「落石」「湧き水の増加」「地鳴り」など、土砂崩れや土石流の予兆をまとめた文書を地区の家々に配布し、早期避難を呼び掛けた。

 妻子と4人で暮らす上村健さん(69)は梅雨時期、警報が出ると裏山から遠い施設に避難しているという。「地域には介護が必要な1人暮らしの高齢者のほか、地震後に戻ってきた若手世帯もある。新旧住民の緊急連絡網を確認し、協力して避難するようにしたい」と話した。

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