佐賀空港運用延長で柳川市長反発 「今でも市民から苦情」

西日本新聞 筑後版

旅客機の飛行経路を説明する柳川市の金子健次市長 拡大

旅客機の飛行経路を説明する柳川市の金子健次市長

 佐賀県と全日空が佐賀空港の運用時間を延長し、深夜帯での増便を検討していることについて、柳川市の金子健次市長は3日の記者会見で「海上空港の北九州、大分を除き(九州の主要空港は)遅くても午後10時半までだ。今でも有明海近くの市民から航空機のライトが室内に入り込んだり、騒音で目が覚めたりするといった苦情が寄せられている」と述べた。

 佐賀空港の旅客便運用時間は午前6時半~午後10時。市によると、佐賀県が検討するのは午後9時ごろ羽田を出発し、午後11時ごろ佐賀に着く便。さらに機材運用の関係で、午前0時~0時半に佐賀をたつ便も設けたいとしている。運用時間延長について佐賀県とは1月以降、4回の協議を重ねてきた。佐賀県側はその場で「午後10時以降は可能な限り柳川市の上空は飛ばない」と説明したという。金子市長は「もし深夜便を設けるのなら、(有明海上空を飛ぶため影響が少ない)佐賀県側の西側海上からの離着陸が最低条件」と強調した。

 金子市長と柳川市議会の樽見哲也議長は5日、佐賀県議会の桃崎峰人議長を訪ね、慎重な審議を求める要望書を手渡す方針。

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