朝倉・松末に市営団地 豪雨で流失 市が地区内に再建へ

西日本新聞 社会面

 福岡県朝倉市は3日、2017年7月の九州豪雨で二つの市営団地が流失した同市の松末(ますえ)地区に、新たな団地を建設する意向を明らかにした。市は昨年、両団地を廃止し、他の地区に整備する方針を示していたが、住民の「古里に戻りたい」との強い要望を受け、決断した。

 同地区にある松末団地(12戸)と星丸団地(8戸)は、九州豪雨での赤谷川の氾濫により全壊した。

 市は今後の被災の可能性なども考慮し、両団地の廃止を検討。住民からは「被災者が戻れる場所、松末に住みたいと思う人が住める場所を整備してほしい」との声が上がっていた。

 市は今後、地元の意向を踏まえ、建設候補地の選定を急ぐ。土砂災害の特別警戒区域や、地区の多くを占める警戒区域を避け、建設する方針だ。自治組織松末地域コミュニティ協議会の伊藤睦人会長は「ありがたい。ただ現実的には建設場所の確保など解決すべき課題も多い。ぜひ私たちの声を踏まえ整備してほしい」と話した。

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