地域ぐるみで登校児童を見守り 福岡市南区で「5千人作戦」

西日本新聞 夕刊

 川崎市多摩区の路上で私立カリタス小の児童ら20人が殺傷された事件を受けて、福岡市南区で4日、住民らが児童の登校を見守る「子ども達を守ろう5千人作戦」があった。参加した保護者ら地域の人たちは一丸となって子どもの安全に目を光らせた。

 同区では2003年、登校中の小学5年生の男児が男にガソリンを浴びせられて火を付けられ、全身やけどを負う通り魔事件があった。事件をきっかけに福岡南署は区役所や小学校に呼び掛け、04年から始業式や終業式に年6回「5千人作戦」を続けている。

 この日は午前7時半から約1時間、PTAやボランティアら約5千人が通学路の交差点に立ち、児童に「おはよう、気を付けて渡ってね」などと声を掛けた。白バイやパトカー計4台も区内の全25小学校周辺をパトロールした。

 小学生の子どもがいる塚本忍さん(42)は「見守る大人の目があるからこそ、安心して子どもを送り出せる」。署の添島岳彦交通管理官は「これからも取り組みを続け、地域全体で子どもの安全を守っていく」と決意を新たにしていた。

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