野菜かるたでおいしさ学んで 熊本市の小中学校に寄贈へ

西日本新聞 熊本版

「カルタを通じて、野菜に興味を持ってほしい」と語る県学校給食納入協同組合の上田啓一理事長 拡大

「カルタを通じて、野菜に興味を持ってほしい」と語る県学校給食納入協同組合の上田啓一理事長

カルタの絵札には、組合が納入している野菜や果物が描かれている

 県学校給食納入協同組合(上田啓一理事長)が、子どもたちに野菜のことを知ってもらおうと「おもしろ野菜かるた」を作った。野菜や果物を納入している熊本市立の小中学校134校に寄贈する。

 同組合は1965年4月に設立。市内の学校給食で使用される野菜と果物は全て同組合が学校に配送している。組合によると、1日に学校給食で使用される野菜は1日平均約40種類。教職員分も含め約6万5千食分を納入しているという。

 カルタ製作のきっかけは5年前。設立50周年記念の会合で「調理する前の野菜の形を知らない子どもが多い」と組合職員らの間で話題になったことだった。上田理事長が「野菜のことを学べる教材を作ろう」と発案し、「大勢で遊びながら興味をもってもらえるように」と昨年4月、カルタを作ることに決めた。

 読み札は、尚絅大と同大短期大学部で栄養学を学ぶ学生が考案。「アスパラガス 天に向かってゴウゴウゴウ」「ぶどうは緑や紫 まあるい粒のおしくらまんじゅう」など、野菜の見た目や育ち方などを分かりやすく描写している。

 組合はカルタを2千個作成。市教育委員会を通じて6月中旬以降、小学校では各学級に、中学校は1年生の各学級に1個ずつ寄贈する。上田理事長は「カルタを通じて野菜に興味を持ち、給食をいつもよりおいしく感じてもらえたら」と話している。

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