謹慎説の金与正氏も健在 正恩氏とマスゲーム観覧

西日本新聞 国際面

 【ソウル池田郷】北朝鮮の朝鮮中央通信は4日、金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長の妹の金与正(キムヨジョン)党第1副部長が、平壌で3日に開幕したマスゲーム・芸術公演「人民の国」を正恩氏らと共に観覧したと伝えた。与正氏については韓国紙の朝鮮日報が5月末、2月の米朝首脳会談が決裂した責任を問われて謹慎を命じられたと報じていた。

 与正氏は昨年来、米朝首脳会談や南北首脳会談に同行していたが、4月の最高人民会議以降は動静が不明で、同月の正恩氏のロシア訪問にも同行せず、処遇を巡って臆測を呼んでいた。

 朝鮮日報は5月末の記事で与正氏の謹慎のほか、対米交渉の窓口だった金英哲(キムヨンチョル)党副委員長の強制労働処分や、金革哲(キムヒョクチョル)米国担当特別代表の処刑も伝えたが、朝鮮中央通信は4日の報道で、英哲氏が2日の芸術公演に続いて3日のマスゲームも観覧したと報じた。

 革哲氏についても米CNNは4日、複数の消息筋の話として「当局の取り調べを受けている」とする生存情報を報道。一方、粛清説を伝えた朝鮮日報記者は3日、韓国メディアの取材に応じ「誤報ではない」と強調した。

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