【世界のミカタ】コロンビア 専門学校留学生 ロメロ・ラミレス・ヘイディ・アレハンドラさんに聞く 山も海もジャングルも

西日本新聞

 ●名字と名前は二つずつ

 九州に暮らす外国人らがふるさとについて語る「世界のミカタ」。今回は南米のコロンビア出身のロメロ・ラミレス・ヘイディ・アレハンドラさん(29)です。世界3位のコーヒー生産国(2017年)であり、最近ではサッカーワールドカップの日本代表の対戦国としても注目されました。日本の3倍の広さがあり、文化も自然も多様なコロンビアについて聞きました。

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 「私のヘイディという名前は『ハイジ』に由来します。母がアニメ『アルプスの少女ハイジ』が好きだったので付けてくれました」とヘイディさん。アレハンドラも名前。ロメロは父、ラミレスは母の名字だ。コロンビアなど南米の国々では名前二つ、名字二つの人が多いという。

 ヘイディさんも子ども時代から日本のアニメに親しんできたが、ずっと不思議だったことがある。それは「登場人物の男の子と女の子が両思いになったのに、キスもせず手もつながないこと」。コロンビアはカップルだけでなく、友人同士でもスキンシップが多い。ヘイディさんは「アニメの中のような文化が存在するなんて、長い間想像もできなかった」と笑う。

 コーヒー以外にも石油やバナナ、切り花などの輸出も盛んで、日本のカーネーション輸入額ではコロンビアが7割を占める。アンデス山脈、アマゾンのジャングル、カリブ海など自然も気候も変化に富み、ヘイディさんは「世界有数の生物多様性がある国。特に鳥の種類が多く、バードウォッチングの観光客も多いですよ」と教えてくれた。国内は大きく分けて五つの地域があり、「食、音楽、踊りや伝統的な衣装もそれぞれ違う」という。

 ヘイディさんは首都ボゴタの出身。「東京のように人が多く忙しい街」という。コンビニはほとんどなく、「大学時代は、フレンドリーな店の人と仲良くなれる個人商店でジュースやお菓子を買っていた」と懐かしむ。一方、経済的な事情で大学進学をあきらめる人も多く、貧しい地域では犯罪が多発する。ヘイディさんは「将来は貧しい子どもが教育を受け、職に就く支援をする団体をつくりたい」と話した。

 ●こどものQ

 辛い食べ物が多いイメージがありますが本当ですか?

 みなさんが思うほど辛い料理はないんですよ。トウモロコシの粉から作るパン「アレパ」、ジャガイモや牛肉などの具材を皮で包んで揚げた「エンパナーダ」などもおすすめです。

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国名 コロンビア共和国
首都 ボゴタ
面積 114万1748平方キロ
人口 4946万4000人(2018年推定)
通貨 ペソ
宗教 カトリック79%、プロテスタント14%など
民族 先住民などとの混血75%、白人20%、黒人4%、先住民1%
言語 スペイン語
※共同通信社「世界年鑑2019」より

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