旧大名小「グロースネクスト」再オープン 創業支援へ共用オフィスも

西日本新聞 ふくおか都市圏版

 福岡市中央区の大名小跡を活用したスタートアップ(創業)支援施設「福岡グロースネクスト」(FGN)が5月末、改修を経て再オープンした。市などの運営者は入居企業がより働きやすい環境や支援の仕組みを整え、今後5年間で企業価値が10億円規模の新興企業を100社誕生させる目標を掲げる。

 FGNは2017年4月に開設。賃料を抑えた共用オフィスなどに、今年1月の退去直前の時期には約170社が入居していた。改修は今後10年間の使用を見込んだ老朽化対策を実施。玄関側の塀を取り払い、開放的な雰囲気となった。

 「自分の空間がほしい」という利用者の声を受け、仕切りで区画を設けた中に席がある共用オフィスを用意した。共同作業スペースの登録企業などと合わせ、200社の利用を見込む。

 地場や東京の大手企業計22社がスポンサー企業として積極的に入居企業と連携を図るほか、今後は支援を目的としたファンドも設立するという。また同市東区の九州大箱崎キャンパス跡地での実証実験を通じた新たな製品・サービスの開発に挑む起業家への支援事業も始める。

 高島宗一郎市長は5月31日の再オープン祝賀行事で「新しいビジネス、市民生活を豊かにしていくサービスをどんどんここから出していきたい」と話した。

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