北九州空港利用促進へ小倉南区に乗り継ぎ拠点 西鉄、高速バス

西日本新聞 ふくおか版

 西日本鉄道(福岡市)は、福岡都市圏と北九州空港のアクセスを向上させるため、来年度に北九州市小倉南区の中谷営業所をバスの乗り継ぎ拠点として整備する。待合所を新設し、それぞれ乗り入れる福岡方面と北九州空港方面の高速バスの乗り継ぎをしやすくする。福岡空港の発着容量が限界に近づく中、福岡都市圏と北九州空港との交通利便性を高めることで、同空港の利用促進につなげる。

 福岡都市圏と24時間運用の北九州空港を結ぶバスの直行便は早朝・深夜帯のみで、日中の便はない。中谷営業所は、九州自動車道の小倉南インターチェンジ(IC)のそばにあり、北九州空港と福岡都市圏の双方にアクセスしやすい。現状は営業所近くの道路沿いに停留所があり、福岡‐小倉線の高速バスと小倉‐北九州空港のエアポートバスがそれぞれ別々に停車する。

 来年度からは両路線が営業所に乗り入れる。停留所も一本化し、乗り継ぎの手間や分かりづらさを解消する。新設する待合所は冷暖房を完備し、バスの時刻案内に加え、航空機の出発・到着案内を表示する掲示板なども設置する。福岡市中心部と北九州空港の現行の所要時間(1時間25分)に変更はない。西鉄は来年度以降、乗り継ぎを考慮したダイヤの調整や、乗り継ぎの割引運賃も検討する。

 福岡空港は、国際線増加による過密化で、時間帯によっては新規就航や増便が難しい状況になっている。一方、北九州空港は発着容量に余裕があり、深夜や早朝も発着できる。福岡空港を運営する福岡国際空港(福岡市)は、航空会社が空港の発着枠を確保できない場合、北九州空港に誘導する方針を掲げている。

 福岡国際空港の中核企業でもある西鉄は「福岡、北九州両空港の連携を進め、福岡のさらなる発展につなげたい」としている。

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