初任給過去最高に 大卒19万4040円 北九州商議所調査

西日本新聞 北九州版

 北九州商工会議所が今春実施した会員企業対象の賃上げ・初任給調査によると、大卒初任給の平均額が3年連続で増加し、1981年の調査開始以来最高の19万4040円となった。企業の人手不足を背景に、短大卒や高卒などいずれの学歴区分でも過去最高だった。利島康司会頭は「若い人の給与が上がる効果は大きい。地元就職や消費活性化の後押しになるのではないか」としている。

 業種別の大卒初任給の平均額は、小売業の21万4092円がトップ。建設業(19万9707円)、情報関連サービス業(19万8456円)、卸売業(19万5309円)の順に多かった。

 平均賃上げ額は5609円(平均年齢40・3歳)となり、5年連続で5千円を突破。賃上げ率の平均は2・28%だった。企業規模が小さいほど上昇率が高い傾向にあり、同商議所は「人手不足感が強い中小企業を中心に、賃上げに動く企業が増えている」とみる。

 企業の規模別では、「99人以下」の賃上げ率が2・35%でトップ。「100~299人」が2・06%、「300人以上」が1・94%だった。業種別では小売業(3・21%)が最も高く、卸売業(2・72%)、製造業(2・29%)と続いた。

 調査は4月18日~5月10日に実施。北九州市内を中心とした800社にアンケートを郵送し、313社から回答を得た。 

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