伝右衛門邸の入館者減る 4年連続、活用策検討へ 飯塚市

西日本新聞 筑豊版

 飯塚市は6日、旧伊藤伝右衛門邸(同市幸袋)の入館者が4年連続で減少し、2018年度は5万7892人だったことを明らかにした。市議会福祉文教委員会で報告した。

 旧伊藤邸は「筑豊の炭鉱王」と呼ばれた伝右衛門が明治時代に建築した邸宅で、妻で歌人の柳原白蓮と暮らした。市民有志の保存運動を受け、市が取得し、07年4月から一般公開している。

 入館者は07年度が23万8413人。14年度は、NHKの連続ドラマ「花子とアン」に伝右衛門と白蓮をモデルにした人物が登場したことから、最高の31万4979人が訪れた。ドラマ終了後は入館者が減り、16年度は10万人を割り込み8万7499人、17年度も6万7099人だった。

 委員会で、兼本芳雄議員が今後の対応を質問。市文化課は「文化財の価値を高めながら、観光行政と一緒に、観光資源としての活用を図る」と答弁。今後の取り組みとして、耐震補強のための調査や修復工事、有識者らでつくる文化財保存活用推進委員会からの意見聴取、旧長崎街道内野宿や嘉穂劇場との連携による情報発信などを挙げた。

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