プラユット氏「最善尽くす」 タイ首相に選出

西日本新聞 国際面

 【バンコク川合秀紀】民政復帰後の新しい首相に5日選出されたタイ軍事政権のプラユット暫定首相(65)は6日、政府広報担当を通じて「支持をしてくれた議員に感謝したい」と謝意を示した上で、「国家や宗教、王室、国民のために最善を尽くすことを約束する」と抱負を述べた。

 下院(定数500)と上院(同250)の両院議員が5日深夜に行った首相指名投票で、親軍政派政党が推したプラユット氏は全体の3分の2に当たる500票を獲得して圧勝。反軍政派が支持した新未来党のタナトーン党首は244票にとどまった。

 中立的な両院議長は棄権。軍政が任命した上院は、議長を除く全議員が事前の予想通りプラユット氏に投票したことが圧勝につながった。ただ、親軍政派入りに合意した党の一部議員が棄権や欠席をしたため、下院でのプラユット氏支持は過半数ぎりぎりの251票にとどまり、今後の政権運営に不安を残した。

 広報担当によると、プラユット氏は「自分に投票しなかった議員も(議員としての)責務を果たし、感謝している」と話したという。

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