消防職員論文で「日本一」 久留米広域本部の古賀さん

西日本新聞 筑後版

 全国消防協会が消防職員の資質の向上などを目的に毎年募集する「消防機器の改良及び開発並びに消防に関する論文」で、論文の部の最優秀賞に久留米広域消防本部の消防士・古賀友章さん(24)、機器の部の秀賞(次席)に消防士長・高山由展さん(29)が選ばれた。応募総数は123点で、同消防本部職員の最優秀賞受賞は初めて。

 古賀さんの論文のテーマは「自動火災報知設備のIoT導入について」。モノとインターネットをつなぐ「IoT」を活用。福祉施設や商業施設で職員や利用者がスマートフォンで出火場所を早急に確認し、避難や消火に役立てるシステムを提案した。古賀さんは「IoTは消防の現場でも大きな可能性をもっている。実用化につながればうれしい」と話した。

 2度目の秀賞受賞となった高山さんは、救急隊員が薬剤などを点滴する輸液ボトルを手に持って高さを維持していることに着目。隊員の胸元などに固定し、作業の効率化を図るホルダーを考案した。高山さんは「救急の現場は一刻を争う。ボトルを持つ手が空くことで、より多くの処置ができる」と述べた。

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