SHUUBIさん20周年に誓う再起 福岡市出身のシンガー

西日本新聞 ふくおか都市圏版

 福岡市出身のシンガー・ソングライター、SHUUBI(しゅうび)さんが今年、デビュー20周年を迎えた。約3年間、体調を崩して活動を休止していたが、昨年4月に活動再開した。秋には九州豪雨の被災地・東峰村で復興応援ソングを歌い、新たな出会いも生まれた。歌う喜びをあらためて実感している彼女は「心も体もどうにもならないって気持ちを経験して、そんな人の立場に立って考えられるようになった気がします」と再起を誓っている。

 ジャズやソウル音楽に触れて育った。音楽大学でピアノを学び、在学中の1999年にデビュー。アルバム「I Love,Your Love」などで等身大の自分を歌い上げ、多くの女性の共感を集めた。2005~06年には同郷のASKAさんのコンサートツアーでバックボーカルに抜てき。中洲ジャズなど故郷のイベントにも積極的に出演する一方、女性アイドルの歌唱指導も行ってきた。

 昨年4月、復帰したばかりのSHUUBIさんをつらい出来事が襲った。福岡の祖母が92歳で他界。幼いころは母代わりに面倒をみてくれて、復帰を誰よりも喜んでくれた。祖父母が博多・中洲に開き、40年以上続くピアノバーの存続も危ぶまれたが、SHUUBIさんが数カ月間、帰郷してサポートし、店は順調に営業を続けている。

 店の支援で里帰りしていたとき、東峰村と出会った。昨年11月、村の復興コンサートに出演予定の歌手が急病に。企画に携わった旧知の音楽プロデューサーから声が掛かり、復興ソングを歌った。「村の皆さんの歌声が最高でした。心に涙をためながら笑って生きる強さや弱さ。そんなものを感じて、私のほうが応援された」。偶然の縁だが、今後も東峰村とかかわっていくつもりだ。

 今、年内完成を目指し、新アルバム制作を進めている。「いいものを作って、福岡で毎年ライブができるように一生懸命、歌を届けていきたい」

 20周年応援プロジェクトとして、クラウドファンディング(ネット上での資金集め)を14日まで実施している。詳細は「SHUUBI20周年」で検索を。

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