大きなトラブルもなく正直、ほっとしている

西日本新聞 社会面

 大きなトラブルもなく正直、ほっとしている。今春、3年間務めた中学校のPTA役員を卒業した。知人に拝み倒されたときは1年が限界と思っていたが、結局娘の在籍期間をともに過ごすことになった。そしていい経験をさせてもらったとも思っている。

 強制加入や非効率性、委員の過重負担などPTAを巡ってはネガティブな印象が広がっている。確かに本来は任意加入。会議は多く、人間関係で悩む場面も多々ある。それでも高校見学会や生徒会、部活動資金のためのバザーを主催するなど、子どもたちにとってその役割は小さくない。

 何とか風通しの良い組織にできないかと、教師や地域リーダー、他校の役員とも議論して活動の省力化を試みた。達成できたのはわずかだった。ただ、個人的には人脈が広がり、学校の話題で家族の会話は弾んだ。「3年間ありがとう。お疲れさま」。娘からの感謝の言葉が何よりの卒業証書になった。 (前田英男)

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