「女性の権利向上 障害まだ」 熊本学園大で留学生弁論大会 中国人の陸さんが最優秀賞

西日本新聞 熊本版

中国の女性権利の発展についてスピーチし、最優秀賞に選ばれた陸〓さん 拡大

中国の女性権利の発展についてスピーチし、最優秀賞に選ばれた陸〓さん

 熊本学園大に在籍する外国人留学生の弁論大会が8日、熊本市中央区の同大であり、「中国の女性権利の発展」についてスピーチした商学部商学科3年の陸〓さん(18)=中国=が最優秀賞に選ばれた。

 陸さんは、明や清の時代に女性が家庭に閉じ込められるなど制約があったことや、19世紀末に女性革命家たちが女子学校を設立したり、女性の参政権などの獲得に尽力したりして、女性の社会的地位を高めてきた歴史を説明した。

 現在は女性が教育を受ける権利を有し、自由に働くことができることなどを踏まえ「これらは一見当たり前の事だが、長くてつらい努力によって得られた」と訴える一方、「いまだに男尊女卑の思想が根強く、女性の権利の発展は依然多くの障害がある」と訴えた。

 大会は29回目。外国人留学生が留学生活の中で考え、感じたことを日本語で1人5分以内で発表。日本語の発音や文法だけでなく、テーマや声の大きさなどを審査する。オーストラリアやタイなどの4カ国の計7人が、「日本と中国の違い」「大人への道」「空手の流派」などのテーマで語った。

※〓「おんなへん」に「亭」

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