避難所運営ゲームで学ぶ トイレや被災者の要望に対処 九州共立大

西日本新聞 北九州版

 九州共立大(八幡西区)の学生が4日、避難所を模擬体験する「HUG(ハグ)」(避難所運営ゲーム)に同大で取り組んだ。学生たちは多様な事情を抱える被災者への配慮やトイレ問題などに頭を悩ませながらも、緊急時の備えを学んだ。

 同大で今年からスタートした教養科目「共生社会を生きる」の一環で実施し、計約280人の学生が出席。八幡西区役所の防災担当者ら5人も講師兼サポート役として参加した。

 HUGは静岡県が開発。被災者の到着や避難所での問題発生などを書いたカードを順番に読み上げ、グループ分けされたメンバー全員で対策を考えることで、避難所運営について学ぶ。

 今回は小倉北区を震源に最大震度6弱の地震が発生し、避難所の小学校の電気・ガス・水道がストップしたという想定で実施した。

 学生たちは、避難者がトイレを我慢して脱水症状となることを防ぐため、各人がすぐに通路に出られるように体育館をレイアウトすることからスタート。その後、ペットや負傷者を連れた避難者の扱いなどを検討。「たばこを吸いたい」という声や「受け付けはどこに置くべきか」という問題に真剣に向き合っていた。

 スポーツ学部1年の川上拓真さん(18)は「被災時に起こりうることを勉強できた」と話した。

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