7校の児童が会場見学 G20福岡会議閉幕

西日本新聞 ふくおか都市圏版

 福岡市で開催された20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が9日に閉幕したことを受け、高島宗一郎市長は10日の記者会見で「市民の協力のおかげで無事閉幕できた」と感謝の言葉を述べた。県警などの呼び掛けで、都心への車の乗り入れが少なく、要人の市内移動にかかった時間はほぼ予定通りだったという。「警備、交通、おもてなしなどにオール福岡で取り組めた」と総括した。

 一夜明けた会場のホテル「ヒルトン福岡シーホーク」(中央区)では市内7校の小学6年生約650人が会議場を見学。同時通訳機器を使う体験などをした。鳥飼小(城南区)の密谷音寧(ねね)さん(11)は「英語が話されるとすぐにレシーバーから日本語が聞こえてきてすごかった」。安達光希君(12)は「来年のサウジアラビア開催の時も『G20』の言葉を覚えておきたい」と話した。

 G20の余韻に浸ってもらおうと市美術館(中央区)では特別展示も始まる。11~16日は、要人に披露して好評だった博多人形「ハカタオフク」29個が並ぶ。九州産業大(東区)の学生が会議参加国の国旗や名所に由来するデザインを考案し、人形師が絵付けしたものだ。

 18日からは、閣僚らが出席した食事会で展示した「竹鶴・若松図屏風」を3年ぶりに同館で一般公開する。江戸時代中期の絵師・円山応挙による貴重な作。高島市長によると「屏風を見た各国代表団が喜び、難航した共同声明の文言調整がはかどるきっかけになった」という。会議の流れを良くした“縁起物”として、市は7月15日まで有料で公開する。

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