糸山さん(一般)出口さん(中学生)初優勝、角君(小学生)準優勝 祐徳本因坊戦

西日本新聞 ふくおか版

 佐賀県鹿島市の祐徳稲荷神社で開かれた第68回祐徳本因坊戦(西日本新聞社など主催)は最終日の9日、決勝トーナメントを行った。県勢5人のうち、一般の部で糸山剛志さん(32)=福岡市中央区、中学生の部で出口稜真さん(14)=みやこ町=がそれぞれ初優勝を果たしたほか、小学生の部で角優輝君(9)=福岡市南区=が準優勝するなど健闘した。

 一般の部の糸山さんは、準決勝で新井俊明さん(40)=北九州市小倉北区=と対局した。序盤こそ伯仲していたが、中盤に差し掛かる頃に糸山さんがペースをつかんでそのまま勝利。県勢対決で苦杯をなめた新井さんは「相手にうまくさばかれた。でも楽しく打てました」と晴れ晴れとした表情だった。

 予選リーグから負けなしで決勝に臨んだ糸山さんは、激しい攻防を制して終盤で勝負を決めた。閉会式で優勝トロフィーを受け取り、「予選から強い人ばかりだった。名に恥じないように頑張っていきたい」と決意を述べた。

 中学生の部優勝の出口さんは「相手は格上。胸を借りるつもりで戦った」と振り返る。準決勝で逆転勝利を収めると、決勝でも劣勢をはね返し、勝ちをもぎ取った。「きれいな勝ち方ではなかったのでもやもやはありますが、素直にうれしい」と笑顔を見せた。別ブロックの準決勝で敗れた岩重修司さん(13)=福岡市早良区=は「大きな見落としをした。もっと視野を広くしたい」と残念がった。

 小学生の部の角君は準決勝を粘り勝ち。しかし決勝で一歩及ばず涙をのんだ。「実力が出し切れなかった。来年は絶対に優勝したい」。そう力強く宣言した。

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