墓石5トンを宅地に不法投棄 容疑の会社社長を逮捕

西日本新聞 夕刊

墓石の不法投棄現場。住宅街の一角で、土の中に大量の墓石が埋められていた=2月、北九州市八幡東区 拡大

墓石の不法投棄現場。住宅街の一角で、土の中に大量の墓石が埋められていた=2月、北九州市八幡東区

 墓石約5トンを宅地に捨てたとして、福岡県警は11日、廃棄物処理法違反(不法投棄)の疑いで、北九州市若松区の土木工事会社「貝掛商会」社長、貝掛真人容疑者(70)=同区小敷=を逮捕した。

 逮捕容疑は従業員数人と共謀して2015年7月7~31日、同市八幡東区荒手1丁目の宅地に墓石53個(計約5・3トン)を不法投棄した疑い。容疑を認めているという。従業員数人は貝掛容疑者の指示を受けて投棄を手伝っており、同容疑で調べている。

 捜査関係者によると、北九州市内の二つの霊園が墓じまいなどで出た墓石の処分を同市の墓石販売業者に委託、貝掛容疑者はこの販売業者から約80万円で処分を請け負ったという。

 県警によると、本来墓石は破砕して最終処分場で処理しなくてはならないが、貝掛容疑者は宅地を駐車場に造成する工事を請け負った際、墓石を地中に埋めて土地をかさ上げしていた。この宅地で別の工事に当たった業者が墓石を見つけて県警に通報。宅地の所有者は、不法投棄を知らなかったという。

 登記簿などによると、同社は1996年に設立。同市や地場業者からの土木工事を主に手掛けている。2013年の売上高は1億2千万円に上ったが、年々減少し18年は約8700万円だった。

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